ブログBlog
2022.06.24

水害に備えた早めの行動を!

299名もの犠牲者を出した長崎大水害から今年で40年が経ちました。

10日間で雨量が600~800ミリの長雨が続き、地盤が緩んだところに時間雨量が100ミリを超える集中豪雨が続いたため、河川の氾濫や土砂災害,山崩れなどの大災害が発生しました。

浸水被害に遭った住家は、長崎県内で床上浸水17,909件、床下浸水は19,197件までのぼり、住家のみならず交通施設や都市施設なども冠水し、機能障害など人的被害の他にもかなり多くの物的被害が出ました。

また、6月13日から河川の警戒レベル4の避難指示の相当する『氾濫危険情報』が変更されました。
以前までは、規定水位に達してからの発表でしたが、これからは3時間以内に氾濫する可能性がある水位に達した時点で発表されます。
現段階では国が管理する河川のみが対象ですが、これから各都道府県が管理する河川も発表を早める動きが出てきています。

今日から梅雨寒のお天気とは打って変わって、7月並みの猛暑日が続きます。
急激な寒暖差や熱中症に気を付けながら、大雨に備えた浸水対策など心がけましょう‼