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2024.08.21

線状降水帯について

昨日、2014年に広島で起きた【広島土砂災害】から10年が経ちました。

この土砂災害は線状降水帯によって引き起こされたものです。

当時は線状降水帯という言葉も一般的ではなく、
この災害を境に広まっていったそうです。

当時の雨量は、たったの二時間で広島県一部地域で例年の
8月の総雨量を超える雨が降ったと言われていて、
短時間で大量の雨が降るということが大きな問題となっています。

線状降水帯による大雨の正確な予測は難しく、
的中の可能性は10%程度との意見もありますが、
その場合でも大雨の可能性は高く、警戒の必要は大いにあります。

気象庁では今年5月より、
線状降水帯による大雨の可能性を半日前から呼びかけ
を行っています。

気象台より府県単位を基本に、対象となる府県名を列挙して記述するそうです。
このように水害は事前に予測を立てることができる災害です。

心配しすぎ!ということはありません。
自分の身近に起こる可能性も少なくはないのです。


平時から防災グッズなどを確認して、備えておくのが肝心です。